ドヤ街余生日記

定職を辞めた後、ドヤ街の安宿を使った旅で自分探しをする男の記録。

ドヤ街の食

大阪西成探訪・スーパー玉出(天下茶屋店)で朝の買出し(2017/12)

今回は先日(といっても約2年前)に西成に泊まった時、朝食を買うため早朝のスーパー玉出に行った時の話を。
(諸事情で自分は西成からしばらく足が遠のいてたが、つい最近傷害事件があったようでますます足が遠のきそう)

 西成区のスーパー玉出で刺傷事件 - ニュース速報Japan


●朝から派手な店内ネオンサイン
というわけで、近くの素泊まり宿(以下。1泊1500円くらい)に泊まった翌朝、朝食を買いに玉出へと向かった。

 安宿旅行記・大阪環状線・新今宮駅「ビジネスホテル福助」(1泊1500円~)

玉出といえば派手な看板が名物(以下記事は一例)だが、左上の「FRESH meat」(牛や豚や鶏もネオンサイン)、右上のヨットやパンダ(なぜか気球に乗っている)、飛行機など子供も喜びそうなタッチのネオンが輝き、早朝からまぶしかった。
(そんな楽しげなお店で傷害事件というのはなんとも痛ましい。中央には「私服巡回店舗」ともあり警備もされていたのだろうが…)

 ドヤ街の食事(大阪西成・スーパー玉出(今池店)の惣菜)

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●溢れる半額コーナー
朝7時前だったが、一通りネタが揃った握り寿司(398円)、マグロやハマチづくしの三色にぎり(498円)、「国産鯖使用」らしいさば棒ずし(328円)など、半額のパック寿司がよりどりみどりで選べてまさに「早起きは三文の得」状態だった。
(他の惣菜も安かったが、詳細は以下記事)

 早朝の #スーパー玉出 (天下茶屋店)半額惣菜の風景(2017/12)

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●「平和記念」「誰もが一度は来世」
お店から宿への帰り道に見つけた看板。

「歓迎 平和記念」の下に横のラインの白・青・赤のマーク。
(国旗でいうとロシアのものらしいが、西成との関係は不明)

その隣には「誰もが一度は来る前世から来世へ…一日一日大事に」という貼り紙。
西成に住む高年齢者へのメッセージなのだろうか。
(このコロナ流行で西成の住人構成がまた変わるのかもしれないが)
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●謎の「オーナー名言集」。そして「生活保護の申請」
もう1枚。
以前紹介した萩之茶屋本通商店街にあった「オーナー名言集」(「20代30代は男に成りたい」)が、スーパー玉出 (天下茶屋店)の近くにもあった。

 大阪西成探訪・萩之茶屋本通商店街で見かけた貼紙など(2018/12)
 大阪西成ドヤ街・夜の風景(2017/12)

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そして右隣には「生活保護の申請の手続きを受け付けしています…」の貼り紙。
ほぼ彼らの住居代わりにもなっていて、手続きはお手の物?
(左端の「募集:夫婦、独身者、男 簡単な大工仕事」も気になるが)

ドヤ街の食事(大阪西成・スーパー玉出(今池店)の惣菜・2018/12)(3)

今回は、先日に続いてまたドヤ街に泊った時に食べた物の話を。

 ドヤ街の食事(大阪西成・スーパー玉出(本店?)の惣菜・2018/12)(2)

この日は泊まった宿(以下)に近かった「スーパー玉出・今池店」を見てきた。
(動物園前一番街のアーケード商店街を結構奥に入った先。夕方に行くと仕事終わりらしい年配客が歩きや自転車で入れ替わり立ち代り来ていた)

 (公式サイト)今池店   店舗情報   大阪の激安スーパー玉出
 安宿旅行記・新今宮駅「パークイン(PARK INN)」(1泊1400円~)


こちらがお店の外観。
「スーパータマデ へようこそ」の派手なネオンサインが暗いアーケード街の中で輝いていた。
(街並みの描き方が近未来っぽい感じだが、実際の周りの街並みは昭和のまま(以下参照)ってのがなんともいえず…)

 大阪西成探訪・動物園前一番街を歩く(2018/12)

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●大阪名物をワンコイン(100円)から
大阪名物として外せないたこ焼きが1パック100円。お好み焼きは128円。
(数年前に紹介した時は100円だったが、諸物価高騰や増税で値上がりした模様)

 大阪・ドヤ街のお食事

でも「20円引き」シールを待てば実質ほぼ同じ?
(逆さまに貼られてることもあるのが玉出クオリティ)

なお、右側にある黒いパックは「たこ焼き・お好み焼き」のセットで198円とこれまたお手軽。
(こちらも「20円引き」なのがありがたい)
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●冬でも冷やし麺が一杯
こちらの棚は麺類コーナー。
ぶっかけうどん、冷やしうどん、冷やしそばがそれぞれ138円。
(そしてこちらも「20円引き」シールの嵐。17時過ぎでこの割引)

冬なのに冷やし?と思うが「レンジで3分」シールが貼られてるので各自ホテルのレンジで温めれば問題なし。
なお、左上の「甘辛牛肉のうどん(ただの「肉うどん」ではなく)」は218円と西成でも肉が高級品なのを実感。
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そしてご飯ものの棚へ。
ネーミングと見た目でやられて撮影したのがこちらの「カツめし(298円)」。

ご飯にキャベツ、そしてソースのかかったカツ(「豚肉」とあるのでトンカツ…のはず)が乗った豪快な一品。
肉体労働で疲れた後、シンプルに肉と飯を味わいたい方にオススメか。
(以前紹介した、白ご飯に鳥唐揚げを乗っけただけの「とりめし」などの系譜だろうか)

 ドヤ街の食事(スーパー玉出の惣菜。2017・春)

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今後も新商品が楽しみである。

ドヤ街の食事(大阪西成・スーパー玉出(本店?)の惣菜・2018/12)(2)

今回は、先日に続いてまたドヤ街に泊った時に食べた物の話を。

 ドヤ街の食事(大阪西成・スーパー玉出の惣菜・2018/12)
 http://doya-gai.blog.jp/archives/28115541.html

この日は大阪市内の散策ついでにスーパー玉出の本店(らしい)・「スーパー玉出・玉出店」を見てきた。
(大阪メトロ・玉出駅から歩いて5分ほど、玉出本通商店街の中にある。長年お世話になってる者としてはやはり聖地として一度は訪れておきたかった)

 (公式サイト)玉出店   店舗情報   大阪の激安スーパー玉出
 http://www.supertamade.co.jp/store/1_tamade.html


こちらが外観。
定番のヒマワリが目立つ黄色い屋根、その下には★が輝くネオンサインがあり、暗めのアーケード街の中で一際目立つ。
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さて、店内へ入ってお目当ての惣菜コーナーへ行くと、まず目に付いたのが定番ののり巻き類。

一見似たような「ツナサラダ巻(178円)」と「エビサラダ巻(198円)」。
見た感じ、違いは具材がツナかエビかだけな模様。
(他にはレタス、タマゴ、カニカマが入ってる)
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左下にはウナギ、シイタケが入った「うな玉巻(198円)」もあった。
(「これはうまい!」シールも付いてるが、果たしてウナギにタマゴやカニカマは合うのだろうか…)


次は汁物類。

上は「あごだしの肉うどん(218円)」。
「あごだし」といい「肉うどん」といい西日本らしいメニュー。

下は「具だくさん豚汁(148円)」。
豚肉やサトイモ、コンニャク、大根など定番の具材がたっぷり入って、この安さもボリュームも惹かれる。
(ご丁寧に七味も付いている)
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そして度肝を抜かれたのがこちら。
「シフォンケーキ(チョコ)(ハニー)」と、ついにスーパー玉出がスイーツにも進出し始めた模様。
(作り始めのせいか、この大きさで100円と玉出の中ではややお高めな印象だが、西成では甘いものは貴重ということ?)
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その上に並ぶ「ロールサンド(ハム玉子)」も他のお惣菜に比べるとオシャレな感じで、新商品開発に余念がない様子が窺えた。


で、結局買ったのはこちらの「サラダ巻(カニ風味)(128円)」。
(実は他にもあれこれ惣菜を買い込んでいたため、この日は少量だけ買うことにした)
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なお、紙コップのお茶はホテルのサービス。
こちらのホテルはアメニティやサービスが充実しててありがたい。

 安宿・大阪「ビジネスホテル来山北館」(1泊2500円~)へ再び(2018/12)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1073757258.html

ドヤ街の食事(大阪西成・スーパー玉出の惣菜・2018/12)

先日、またドヤ街に泊った時に食べた物の話を。
(事業売却のニュースがあったので品揃えが変わらないか不安だったが、あいかわらず超・個性的な激安惣菜が豊富で安心した。正直もし玉出がなくなったら大阪観光の魅力が5割減という感じ)

 関連記事:スーパー玉出事業売却の報…玉出の思い出(2017・冬)
 http://doya-gai.blog.jp/archives/24853178.html
 ドヤ街の食事(スーパー玉出の惣菜。2017・春)
 http://doya-gai.blog.jp/archives/16525515.html

●「??ごはん」シリーズ
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前回ネタにした「豆ごはん」「明太子ごはん」に続き、白飯の上に具材を乗っけただけのシンプル&ワイルドな「??ごはん」のバリエーションが増えていた。

左上から順に

・タルタルのかかったエビフライとカツが乗った「エビカツごはん」

・豚キムチの具材を乗っけただけの「豚キムチごはん」

・わりと具沢山「焼飯」

周りには見切れているが「赤飯」「かつおぶしごはん」「焼きうどん」などよりどりみどり。
(ただ、値段は2017年は100円だったが、128円に値上がりしていた。事業売却・営業譲渡で採算性を重んじるようになったのだろうか)


●「スバゲ『ッ』ティ」も豊富
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上にチラッと出た焼きうどんのほか、麺料理も色々。
スパゲティだけでも「カレースバゲッティ」「ミートスバゲッティ」「焼そば(塩味)」など。
(スパゲティでなく「スバゲッティ」なのは玉出のこだわりか。あと、気のせいかスバゲッティと焼そばの麺が似てるのは気のせいだろうか…)


●関西発祥「にゅうめん」も
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カップ入りの汁物・麺料理もあるのだが、奈良県の郷土料理(らしい)「にゅうめん」も揃ってるのがさすが大阪のスーパーという感じ。
(ネギ、錦糸玉子などシンプルな具材入りで100円。ご飯ものは値上がりが目立ったが麺料理は価格据え置きが多い印象)

その隣は「しじみ出し豚汁」も100円。
「おいしさの頂点・今が旬」のステッカーでさりげないアピールもよい。
(冬にとれる「寒しじみ」が旬らしい)







料理の他に店内の派手なディスプレイやネオンサインなんかも独特で、この界隈に来たなら一見の価値ありと思う。
(入り口には「何かが安い!!!」と挑戦的なチラシも貼られていた。大阪名物として末永くこの雰囲気を維持してほしいものである)
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