今回は、東京のドヤ街・山谷界隈を散歩した時の話を。
(先日の以下の記事の続きで、JR南千住駅から南下していろは会商店街の近くまで歩いた所から)

 東京のドヤ街・山谷を散歩(2017年2月)
 http://doya-gai.blog.jp/archives/15314141.html

※商店街の出口(吉原側)ではあしたのジョーが待っている。
 帰りに一杯やっていくかって感じにも見えるのがいい感じ。
xP2230064

●いろは会商店街・入口
IMG_iroha

1年ぶりに来た商店街。
入口の「ジョーのやつ さっきまでそこにいたんだが…」や
その隣の「山谷は日雇い労働者の街 再開発反対!」の抗議の垂れ幕など、前回来た時とほぼ変化ない感じ。

 (前回)久々に東京のドヤ街・山谷を散歩(2016年2月)
 http://doya-gai.blog.jp/archives/1879514.html

なお、ちょうど見切れてる(写真中央下端に頭だけ見える)が、平日の昼下がりでも中年~老年っぽい男性が何人か地べたに座ってだべっていたのも変わらずだった(人は入れ替わったかもしれないが…)。

●車両通行止めの「あしたのジョー」看板
IMG_joe_kanban

商店街の中は午後3時~8時は「車両通行止」で歩行者天国となるらしく、看板でも「あしたのジョー」推し。
(この時はまだその前の時間だったため、たまにアーケード内を車が通り去っていった)

●電柱に磔にされる丹下段平
IMG_danpei_tate

前回、サンドイッチマンをする丹下段平を紹介したが、アーケード内のほかの場所にも段平の看板が立っていた。

 サンドイッチマンをする丹下段平など(2017年2月)
 http://doya-gai.blog.jp/archives/19229232.html

ぱっと見、昼下がりの商店街を散歩するおじいちゃんという感じで風景にマッチしている感じなのだが、よく見ると普通の立て看板ではなく、頭部分にテープが巻かれて電柱に磔にされるようになっていた。
(老人ホームで徘徊防止のためベッドに縛り付けられる高齢者をふとイメージしてしまい、少々気分が暗くなった)


●足が削られた子供の看板
xP2230066

商店街にあったまた別の看板。
「あしたのジョー」に出てくるキャラ(名前は不明)の看板で、道端で子供たちが遊んでる昭和の風景を再現してる感じでいい雰囲気…

と思いきや、よく見ると左下の足の部分がスパっと切られていた(削られた?)のがシュールだった。
(商店街の中を車が通るので、柱から足がはみ出してると事故の危険があるからと切ったのだろうか…事故で足を失ったようにも見え、「交通戦争」と言われた当時を思わせるようでちょっと物悲しい感じも)

●出口にはジョーが待っている
xP2230064

商店街を吉原方面へ抜けた先には等身大の矢吹丈がいる。
(この角度だと写真左の居酒屋で一杯やっていくか、って感じにも見える)


この後はその先の吉原方面へと行くが、それはまた後日。