ドヤ街余生日記

定職を辞めた後、ドヤ街の安宿を使った旅で自分探しをする男の記録。

2016年03月

山谷の家賃35000円アパート(東京メトロ日比谷線・南千住駅)(2016年2月)

先日の山谷散歩ついでに見つけたアパート(以下リンク)。
(細い商店街を進んだ先の住宅街の一角にあった。
 ドア上の住所表示は「東京都足立区南千住 5-31-7」)

 山谷・いろは会商店街を歩く(2016年2月)
 http://doya-gai.blog.jp/archives/1879514.html
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入口のドアには以下の貼り紙。
(不動産業者の名と電話番号も書かれてたが、一応伏せた)
P1210096-2

「空室あり 6畳 日当たり良好」
「家賃 35000 権利 0 敷金 0」
「冷蔵庫あり 生活保護者OK その他相談に応じます」

築年数や風呂やトイレがどうなってるかは不明。
(ドヤ街の安宿のようにトイレや水周りが共同かもしれない。最悪、風呂はなくて銭湯かも?)

ちなみに横からアパートの全体像を見るとこんな感じ。
(住人が布団などをミニベランダから干していたりと、昭和の風景)
P1210097

「東京駅から20分、駅から歩いて5分」の立地を思えば、多少古め・不便でも35000円は安い?
(セカンドハウスにするなど、使いようによっては意外と快適かもしれない)


大阪・西成の商店街にある謎の「メディアセンター」

今回は自分がよく泊まる安宿の近くで見かけたお店の話を。

 大阪西成ドヤ街の貼り紙・看板(2015・冬)
 http://doya-gai.blog.jp/archives/857881.html
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飛田本通商店街の途中で見かけた「カマン!メディアセンター」という謎の看板を出す店舗。
(上のベランダには謎の銀の人形、さらに「ニカイ!文化センター」というさらに謎の看板が出ていた。2階もあるらしい)
xP1040023

シャッターに描かれた(西成らしからぬ)サイケデリックな感じの絵画も謎という感じで、色々ツッコミどころ満載である。

そして某国民的アニメと思われる少女の横にはこんなメッセージが。
xP1040024

「マル子から大人の皆さんへ 絆て何んですか!! マルコに教えてください?」
とあり、色々な思いが伝わってくる。
(絆、絆と言い始めて早や5年、この世の何が変わったのだろうかと…)

英語やハングルも書かれていて外国人向け施設なのだと思われるが(送り仮名も怪しいし)、早朝や夜に行っても営業しているのを見たことがないので、詳細は不明。
(昼間は自分はよそへ観光に出ているので確認しようがなく、仕方がないのだが気になるところである)

山谷・いろは会商店街を歩く(2016年2月)

前回の続きで、いろは会商店街の中を歩いた時の様子を。

 久々に東京のドヤ街・山谷を散歩(2016年2月)
 http://doya-gai.blog.jp/archives/1641604.html

●あしたのジョー・矢吹丈の像
xP2600039

いろは会商店街のアーケードを抜けた先に立っている。
(トリケラトプスの角のようにも見える頭のトゲトゲがなんか痛そう)

横から見れば原作やアニメでおなじみの姿(以下参考画像)を忠実に再現した感じの像なのだが、正面から見ると上の写真のようになる。
((スネ夫や花輪君のような)特徴的な髪型をモデル化するとこうなるというのは斬新)

●路上から立ち上がった丹下段平(看板)
xP1210111

以前の記事(以下リンク)で歩道上に打ち捨てられていたのをネタにした丹下段平(看板)だが、この時は商店街の中でしっかり元通りに立っていた。
(「立て、立つんだ、丹下!」の願いが通じたのかもしれない)

 続・東京のドヤ街・山谷を歩く
 http://doya-gai.blog.jp/blog-entry-479.html

なお、他にも子供時代のジョーの姿の看板などもあり、マンガのファンの方ならより楽しめるだろう。
xP1210114

●活気のあり過ぎるお店
xP1210116

平日の昼下がりということでシャッターを閉めた店が結構あるが、元気に営業している個人商店も多い。
こちらの写真では、開いてるお店が商品の乗った棚を左隣2軒分まで並べ出していたりとカオスな感じもあって面白い。

●役に立っている看板たち
xP1210119

別の雑貨店の店先。
ジョーの子分(?)っぽい子供たちが描かれた看板だが、売り物のカレンダーが掛けられていて、まるで子供たちがお店を手伝っているようだった。
(適切な使い方なのかはともかく…ちなみに「平成28年カレンダー 600円」が350円とセール価格になっていた)

また、近くの酒屋さんでは丹下段平が酒の広告を首からぶら下げてサンドイッチマン状態だった。
(「赤霧島」は段平のお気に入りなのだろうか。自転車に挟まれているのが辛そうな体勢)
xP1210120



ジムの経営が苦しいのか、あるいは年金の減額で死ぬまで働かないと食ってけないという老後の現実?と思うと、なんとも皮肉。
(この町だと余計リアリティを感じる)
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