ドヤ街余生日記

定職を辞めた後、ドヤ街の安宿を使った旅で自分探しをする男の記録。

2013年09月

大阪・ドヤ街のお食事

ドヤ街に連泊していた時に食べた物の一例。
新今宮駅の周辺には安い食べ物がよりどりみどり。
生産地とか味とか、こまけえことを気にしなければ、あまり金がなくても腹は十分ふくれる。

●スーパー玉出の寿司、惣菜
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(左写真)200円位のネギトロ巻。
 少々合成っぽい味だが、醤油をかければ確かにネギトロ。
 (玉出は24時間営業なので、朝早く行くとさらにその半額だったりする)

(右写真)大阪といえばお好み焼き、そして夜酒のつまみに鳥皮の串。
 いずれも100円で(いろんな意味で)本場の味を味わえる。

●スーパーの210円弁当
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新今宮駅前の交差点近くにあるスーパー(店名忘れた)。
210円でのり弁やから揚げ弁当を売っていて、お得感十分。
(大手スーパーなら倍近い値段で売ってそうなボリューム)

※なお、これは2011年の写真で、1年後に買いに行ったらサイズが一回り小さくなっていた。
 (長方形→正方形に近い形に縮小)
 さすがに円安とかで苦しかったのかもしれないが、それでもまだ安い。

●コンビニのお好み焼き(300円位)
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この界隈の某大手チェーンコンビニで買ったもの。
上記2件の後にこれを見ると、超割高に見える不思議。

●格安自販機(飲み物)
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以前記事にした「10円自販機」っぽいものが西成にもある。
(50円くらいから缶、ペットボトルと種類豊富)
例によって、賞味期限が近いこと(期限切れではない…今のところは)以外は問題ない。

こういう食生活を経験すると、酒・タバコ・女に手を出さなければ、ほとんどお金がなくても生き延びるのは難しくないという奇妙な安心感を得られる。
タイあたりでの安い食生活、バックパッカー暮らしにも興味があるが、それ以上の安さの衝撃を感じることができた。

↓連泊に使ったホテルの1つ。新今宮駅そばで1泊1500円~だが、前日とかでも空室のあることが多いので重宝してる。

大阪・ドヤ街宿からの周辺観光(宝塚・天神橋筋周辺編)

ドヤ街の宿に連泊しての周辺観光。
今回は隣県の兵庫・宝塚に行った後、阪急線で天神橋筋に戻って周辺(商店街や造幣局など)を歩いて夜のライトアップを見た時の写真を。
(行ったのは2011年12月)

●9:30 新今宮駅→10:00 梅田駅→10:30 宝塚駅
阪急線を使ったのは最安値ルートだからで、別にJR宝塚線事故の一件が怖かったわけではない。
(写真左)梅田の「田」の字の中が「メ」なのが大阪風?
(写真右)さすが宝塚駅、駅を出てすぐに劇場の広告が。
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●10:40 花のみち→11:30 手塚治虫記念館
(写真左)駅から劇場へ続く道は「花のみち」と呼ばれ、花壇があったり、宝塚らしい像があったり。
劇場に入る勇気はないが(そんな趣味もないが)、なんとなく「ヅカ」気分を味わう。
(写真右)「花のみち」を抜けた先にあるのが有名な手塚治虫先生の記念館。
時間があまりないので、入口の手塚キャラの手形足形をさらっと見ていく。
お茶の水博士は大きい鼻の跡もついてたりと、芸が細かい。
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●12:30 宝塚駅→13:20 天神橋筋六丁目駅→13:30 天神橋筋商店街
日本一の長さと言われるアーケード商店街。
(写真左)昼間でもこの人の多さで通り抜けるだけでも一苦労だが、元気な商店街の熱気を満喫。
(写真右)途中に屋台がいくつか出ていたので、こんなキャベツ焼(150円)を食べたり。炭水化物補給。
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●15:00 造幣局
大阪天満宮付近でアーケード街を横に抜けてしばらく歩くと、無料で見れる博物館のある造幣局に到着。
日本の硬貨の歴史や作り方など、詳しく説明されている。展示物が多く見るだけでも十分楽しい。
(写真左)世界の記念硬貨なども多数展示されている。ダイアナ妃にアイルトンセナ(いずれも故人)。
(写真右)当時の直近の為替レート表も。1ドル77円とか、今となっては懐かしい超円高時代…。
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●17:00 OSAKA光のルネサンス
北浜駅(大阪証券取引所のそば)から中ノ島エリアへ。
昼間の長閑な川から煌く空間への変貌ぶりが面白い。
(怪しいミッキーとミニーっぽい光る像もあったが、写真は出さないでおく)

(写真左)サンタを乗せた小船も通ったりと、中州だけでなく水の上からも数々の演出が光る。
(写真右)ご年配の人も普通に見に来るというのがちょっと新鮮。
 (ルミナリエにも結構高齢者が来ていたのを思い出す。関西ならでは?)
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その後は歩きに歩いたので、無理せず地下鉄で新今宮へ帰宅。
(この前日に遠出をして疲れていたため、この日は半ばお休みついでで、出発は遅めで緩めのスケジュールだった。
 長旅だと、こんな感じで自分を労わってやらないと身が持たぬ)

【後編】大阪・ドヤ街宿から周辺観光(インスタントラーメン発明記念館・なんば・日本橋編)

インスタントラーメン発明記念館で、昼食に「どん兵衛・芋煮うどん(東北限定)」を食べた続きから。
もう少し館内を見て回る。

座右の銘らしい「時は命なり」。
「時は金なり」と言って時間と金を交換することだけにあくせくしていると、人生の大切な時間、ひいては命を無駄にしてしまうということか…と勝手に解釈して、自分の生き方を反省。
何事にも無茶がきく、失敗が許されるのは若い頃だけと最近つくづく思う。
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チキンラーメン開発時の資料映像。
「まず、お腹一杯食べることだ。そうすればきっと心も豊かになる」とあるが、悩んだ時、とりあえず空腹を満たせば解決に近づいた悩みも(全部とは言わないが)あったなと思い、なんとなく共感。
三大欲求を蔑ろにしたら、生物として終わりということか。
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●14:30 心斎橋駅・道頓堀へ
食いだおれの街をぶらつく。
昼食を食べた後なのであまり食べられないのがつらいが、賑わいを肌で感じるだけでも楽しい。
(そしてなぜかいるカールおじさん。大阪へ行く途中の新快速から見える巨大板チョコ看板といい、明治製菓の露出度もグリコに負けず高い)
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●15:30 なんば駅方面へ
途中にある殿堂入りクラスの芸人看板(やすきよっぽい)が並ぶなんばグランド花月や、「二度漬け禁止」の串カツ屋など、いかにも大阪らしい街並み。
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●15:50 日本橋へ
南海なんば駅の左奥に抜けると、「西の秋葉原」と言われる日本橋(読み方は東京のと区別をつけてニッポンバシ)。
スーパーポテトの向かいにエウリアンっぽい店があったり(今もあるかは不明)、ゲーセンやパソコンショップが秋葉原ほどではないが多数並び、雰囲気は似た感じ。
(敢えて異なる点を言えば、メイドカフェの客引きが少し強引なとこくらい。その後ボッタクリがあったとか事件になっていたが…)
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●16:40 通天閣界隈へ
日本橋を抜けてさらに歩くと通天閣本通。
冬の日暮れは早い(つぼらやのフグももうライトアップ)。
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雨も降り出したので、急ぎ足で家路を急ぐ(その先の寝床のある新今宮へ)。

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