ドヤ街余生日記

定職を辞めた後、ドヤ街の安宿を使った旅で自分探しをする男の記録。

大阪・ドヤ街から行く周辺観光(兵庫・新長田・明石編)

ドヤ街の宿に連泊して関西のあちこちを旅した時の写真をあげてみる(2011年)。
1日でこんな感じで回れるという参考になればと思う。
(18きっぷや夏休みシーズンのせいなのか、ドヤ街関係の記事がよくアクセスされるので)

・8:40 新今宮から新長田駅へ(JRで1時間くらい)
朝のラッシュが終わる頃、かといって遅すぎない時間に宿を出て動き出す。
(以前もちょっと記事にした、大阪環状線の途中で見かけたUSJ仕様の電車。この日はスパイダーマンだった)
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・9:40 新長田駅・鉄人28号と三国志のまち
この地に縁のある作者(横山光輝先生)にちなみ、駅のそばの広場に「鉄人28号」の巨大モニュメント、そして商店街各所には「三国志」関連の銅像、資料館、コスプレ写真(?)等がある。

 関連記事:鉄人28号モニュメント
 http://18kipper.blog.fc2.com/blog-entry-94.html

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・12:10 舞子駅・明石海峡大橋
駅のすぐそばに橋があり、その向こうには視界一杯の海が広がり淡路島も見える。
有料で橋の内部に入ることができ、高い橋の上からはるか下の海面や浮かぶ船を眺めることができ、浮遊感とスリル満点。
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・13:50 明石駅・明石城、明石焼き
駅からよく見える明石城。
長く伸びた城郭の上に上がれば、さっき見てきた明石海峡大橋まで見渡せる展望スポット。
その後は港近くの古い商店街を歩いて、何軒か並ぶ明石焼きの店で小腹を満たしたり。
(たこ焼きよりふわふわな生地で、ツユにつけて食べる)
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・16:10 帰宅
その後、港の方へ足を運んだりしているうちに16時頃になったので、帰宅ラッシュになる前に新快速に乗って寝床(新今宮駅)へ戻る。
(それでも学生の帰宅時間にはぶつかるけどやむなし)
連泊の旅では無理は禁物。明日もあるので、腹も足も何事も腹八分で。
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大阪に戻ったら、コンビニで普通に売ってるお好み焼きと焼きそば盛り合わせ(関西限定?)で、テレビ見ながらささっと夕食。
旅先では夕方のニュースの地元コーナーの映像につい見入ってしまう。
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大阪・ドヤ街の宿より狭い「脱法ハウス」/もっと安い宿は?

大阪の「脱法ハウス」がニュースになっている。
http://mainichi.jp/select/news/20130802k0000m040125000c.html

ニュースの個室はカプセルホテルのような形で、
約2.5畳で高さ1.2m、窓なしで、月の賃料は29800円+光熱費は5000円。
(30で割ると1泊1200円位)

ドヤ街の宿に泊まったことのある自分からすると、割高というのが率直な感想。
(ただ、件のシェアハウスの場所が「北区」とあることから、立地の点で西成(ミナミ)より高いのかもしれない)

 関連記事:ドヤ街の宿の特徴
 http://doya-gai.blog.jp/blog-entry-200.html

ドヤ街の宿は、約2.5畳~3畳で、高さは普通に立てる高さ、窓あり。

宿泊料金はネット予約できるところで1泊1300円~。(30日で39000円)
連泊すれば割引で、さらに安くなるところもある。
(以下は一例。「宿泊プラン」の下の方に連泊の価格が出ている)

さらに、現地予約のみの宿の中には、1泊1000円以下の看板を出している部屋もある。
(泊まる勇気がなかったので詳細は不明)

 (参考)1泊500円で泊まれるホテルに宿泊してみた / 大阪西成区
 http://rocketnews24.com/2012/07/02/226312/

ちなみに、少し上のランクの安い宿・ウィークリーマンションではこんなのもある。
普通のビジネスホテルのシングルクラスの部屋が1泊1900円~。
(電話予約で連泊すると、連泊割引で30日45000円位になる場合も(ホテルにより価格体系は異なるので注意))

ここは全国チェーンだが、古いホテルを改装して営業していて、地域により内装が異なるのが面白い。
(写真はウィークリー翔・富山の1泊1900円の部屋。バストイレは共用)
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こういう質素な部屋に連泊して、現地住民の気分で生活・周辺観光というのも悪くない過ごし方かもしれない。
(西成の宿だと、大阪市内の他、電車に乗ればすぐ神戸・奈良・京都辺りまで行けるのも魅力)


大阪・ドヤ街の宿の特徴

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前回の記事(以下URL)より細かく、大阪の西成(新今宮駅周辺)に並ぶドヤ街の簡易宿所の特徴を並べてみた。
http://doya-gai.blog.jp/blog-entry-34.html
(上の写真は参考画像。この地域でよくある典型的なドヤ街の部屋で、普通のアパートのドアっぽい入口が特徴的)

wikiによると「ドヤ街」の語源は、『宿(やど)を「人が住むところではない」と自嘲的に逆さまに読んだのが始まり』とのこと。
基本的には安く寝るだけの場所と考えた方がいいだろう。
(3畳でも足はのばせるので、ネカフェのイスで寝るよりは快適かもしれない)

1.値段
 シングル1泊1500円前後。相部屋なら1000円位のところもある。
 (なお、宿泊料金と別に、カギの保証金を1000円位預かる所が多い(チェックアウト時に返金))

2.館内での土足
 入口から先は土足不可。入る時はスリッパに履き替え、さらに靴は自分の部屋に持っていく。
 (和風旅館と違い、下駄箱はない(あっても人の出入りが多く、個々人の履物まで管理しきれない)ため)

3.部屋
 ベッド(和室なら布団)・テレビ・エアコンだけ置かれた3畳くらいのシングル個室。
 (バストイレは共用。冷蔵庫やテーブルの有無は宿によりまちまち)
 ドアにチェーンはなく、普通のアパートのドアとカギという感じ。

4.虫
 ホテル紹介サイトの口コミを見ると、一部のホテルで、トイレ、場合により客室にもGが出ることがあるらしい。
 (自分は春先に利用した時、1cm位の小型Gをトイレで見かけたことがある)
 自分はこれが苦手なので、冬~早春の時期しかドヤは使わない。

5.ネット環境
 宿によりまちまち。無線LANありの所が多いが、電波が弱くて使えない宿もある。
 (「映像、ネトゲなどの大容量データ通信は禁止」と明記している宿もあった)

6.アメニティ
 基本的になし。ハブラシやタオル、宿によってはシャンプーやリンスも持参しないといけないことも。
 (宿により、大浴場にシャンプーやリンスがなく、別売りのところもあるので注意)

7.コンセント
 1,2箇所しかない所が多い。テレビの裏にしか口がない所もある。
 (充電するものが多い場合、テレビや冷蔵庫のコンセントを外さないといけない場合も)

8.トイレなど
 普通の民家のように、トイレ、洗面所に加えて台所がある宿が多い。
 連泊して我が家のように使う人は、自炊等をするのだろう。

9.立地
 宿が集まる「ドヤ街」の中に建っていることが多い。
 (この点、駅前通りで他業種の店に溶け込むビジネスホテルとは一線を画す感じ)
 宿の周りでは日雇い労働者風の人が出歩き、年代は様々。
 (歩くのがおぼつかない人もいる)
 朝は手配師風の人がワゴン車を道端に止めて、その日の人夫を集めようと目を光らせている。
 その横には、ガレージに簡単なテーブルと自販機を並べただけの簡易立ち飲み屋があったりと、
 駅前通りから数分横道に入っただけで、別世界の様相である。

一般的なビジネスホテル(東横イン的なところ)との価格差(ドヤ:1500円前後。普通ホテル:5000円前後)でこれだけ環境が違ってくるので、つくづく人を選ぶ宿だと思う。
(寝るだけと割り切って周辺観光の拠点にするのにはもってこいと思う)

 関連記事:ドヤ街から行く周辺観光(兵庫・新長田・明石編)
 http://doya-gai.blog.jp/blog-entry-259.html

追記(関連記事):ドヤ街宿より狭い、カプセルハウスっぽい形の「脱法ハウス」というのもある模様。
 http://doya-gai.blog.jp/blog-entry-254.html

ドヤ街の宿(大阪・西成)

★ドヤ街の宿(大阪・西成)

大阪環状線・JR新今宮駅の近辺はドヤ街の安宿が多い。
バス・トイレ・台所(!)共用で、ベッド・テレビ・エアコンだけ置かれたシングル個室というタイプが一般的。
(楽天トラベルで予約可能なところもあり、1泊1500~2000円ほど。現地で探すと1000円位の所もある)

壁が薄く、隣室や廊下の音が響くことをのぞけば、寝る分には問題ない。
(古めの建物でも衛生面は大体しっかりしてる)
1泊2000円くらいの宿だと、終電を逃したリーマン風の人、外国人観光客っぽい人もいた。

連泊して、昼はジャンジャン横丁や新世界、体力に余裕があれば、さらに先の日本橋や道頓堀あたりをぶらつき、
夜は近所のスーパー玉出で安い惣菜(大手スーパーの半額位の相場で、オニギリ、サラダ、寿司、煮物等揃っている)と酒でも買って、ぼけっとテレビを眺めつつ部屋飲みをすると、日雇い労働者の気分も味わえる。

人生に迷い、裸一貫になって自分を見つめなおしたい人にはオススメかも。
(小金があれば、ダラダラとでも生きていくことは可能で楽だという安心感)

※ただ最近、この界隈は通り魔やひき逃げなど事件が頻発しているので、ご注意を。

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